2020年01月22日

高級アルコール系シャンプーとは

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

今回は「高級アルコール系シャンプー」についてお話していこうと思います。

「高級アルコール系シャンプー」

なんか分からないけど凄そうですね(笑)

ですが、高級とは名ばかりで、前回ブログで挙げた界面活性剤の成分の中で一番安価な成分です。

なので、バンバン有名女優などを起用して広告にお金かけても、原価が安いので、定価が安く大量生産でき、薄利多売で大手メーカーが利益を出せるのです。

高級アルコール系界面活性剤の原料は石油で出来ています。

ラウレス硫酸ナトリウム、オレフィンスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウムなどと成分に記載されていればそれは高級アルコール系シャンプーだと思って下さい。

最近はアミノ酸系シャンプーにも洗浄力を上げるために高級アルコール系界面活性剤が入っている場合もあるので、気をつけてご確認下さい。

以前のブログにも書きましたが、成分表示は配合量の多い順に記載するルールがあります。なのでアミノ酸系界面活性剤が前にくるか、高級アルコール系界面活性剤が前にくるかでその洗浄成分が安心、安全かという判断が変わってくる可能性もあるので成分表示が何番目にくるかにも注視してみて下さい。

高級アルコール系シャンプーのメリットははとにかく安い。

家計には優しいですね。

ですが僕が感じるメリットはそれだけです。。

特徴としては界面活性剤の成分の中で一番洗浄力が高いです。台所用洗剤にもこの界面活性剤が使用されています。

極端な言い方をすると台所用洗剤で髪を洗っている感じです。

なので、キシみが出やすいです。そしてそのキシみをごまかすためにシャンプーにシリコンが入っていることがあります。

シリコンは主に髪のコーティング剤として使用されています。「〜メチコン」、「シロキサン」などがその成分になります。

シリコンはよく悪者扱いされますが、シリコン自体は悪いものではありません。トリートメントには大概入ってます。

問題なのはシャンプーに配合されている場合です。

シリコンはコーティング剤なので、シャンプーに配合されるとせっかく界面活性剤で皮脂などの汚れを浮かせてもシリコンでコーティングされて、髪と一緒にコーティングしてしまうのです。

それが髪に残ったままになり、肌の炎症の原因にもなります。

「高級アルコール系シャンプー」は家計には優しいシャンプーですが、お肌には優しくないので、その辺りを考慮して使用するかをお考え下さい。

次回は石けん系シャンプーについて書いていこうと思います。

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