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今回は界面活性剤シリーズ最後になります「お酢系シャンプー」について書いていこうと思います。
「お酢系シャンプー」に使われている界面活性剤は「ラウレス-3酢酸アミノ酸」になります。
この「ラウレス-3酢酸アミノ酸」は石けんと同じくらい低刺激で、タンパク変性も起こしません。
ヘアアイロンのブログでも出てきた言葉ですが、タンパク変性とはヘアアイロンなどの熱の作用により、髪の内部のタンパク質が破壊され、タンパク質同志が癒着を起こし、硬化したり、パーマがあたりにくくなったりします。
この「ラウレス-3酢酸アミノ酸」については、人工細胞「ヒト3次元培養表皮モデル」を用いた刺激性評価試験を行なっており、安全性が確認されています。
そして分解性においても洗浄力の高い高級アルコール系界面活性剤、ラウレス硫酸ナトリウムとり23%分解が早いという実験結果が出ており、下水処理場の処理時間が短縮できることにより、環境にも優しい界面活性剤です。
そして石けん系のシャンプーは泡立ちが悪いのもデメリットでしたが、この「ラウレス-3酢酸アミノ酸」は「ラウレス硫酸ナトリウム」と同等の泡立ちがあるので、使用感もすごくいいです。
この「ラウレス-3酢酸アミノ酸」はモアコスメティクスが特許を取得しており、「バーデンス」のシャンプーに使用されている界面活性剤です。
モアコスメティクスのシャンプーは私も20年以上愛用しており、非常にアレルギー体質の私でも刺激を感じたことがなく、信頼しております。
バーデンスの前身のプラチェシャンプーも使用していましたが、プラチェシャンプーの界面活性剤は、界面活性剤にラウレス酢酸ナトリウムが使われており、痒み、きしみなどは感じたことはなく、肌にも相性が良かったのですが、石けんカスの影響でしょうか、しっかり擦って流さないと髪に残ったままの様な独特の洗い上がりがありました。
ですがこの「ラウレス-3酢酸アミノ酸」を使用したバーデンスシャンプーは改善されています。
この「バーデンスアロマシャンプー」は「髪の研究室 璃庵」でお取り扱いさせていただいておりますので、お問い合わせ下さい。